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住宅ローンコラム

2020/10/06[住宅ローンコラム]今はどんな金利タイプが選ばれている?

住宅ローンを選ぶ際に問題になってくるのがどの金利タイプを選ぶのかという点です。

難しいのは「正解はない」という点です。後から考えれば「これが一番良かった」というのは分かりますが、金利タイプを選択する時点では分かりません。

大雑把に言えば、

・金利がさほど上昇しない → 変動金利タイプ

・金利がそこそこ上昇する → 固定金利選択型タイプ

・金利がかなり上昇する → 全期間固定金利タイプ

ということになりますが、金利の先行きを予想するのは難しいですね。

ではこれまでの金利の推移を振り返ってみると、長期金利はこのように推移してきました。

つまり80年代のバブルが崩壊して以降、金利はずっと下がり続けてきたわけですね。2013年からインフレ経済を目指すべく「異次元緩和」が始まりましたが、その影響は極めて軽微です。

恐らくこうした低金利は少子高齢化に伴う低成長によるものだと思われますが、だとすればまだまだ低金利は続くことになります。

未来のことは誰にも分かりませんが、今の低金利が思ったより長く続く可能性については留意いただければと思います。

最後に、住宅金融支援機構が発表した金利タイプのシェア調査はこのようになっています。

最新の「2019年10月~2020年3月」の調査期間を見れば、変動金利が6割を超えていることが分かります。

逆に全期間固定金利は1割ということで不人気です。

これもやはり、これまでの金利動向を踏まえた上での契約者の選択ということではないかと思います。

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