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[住宅ローン入門012]戸建で住宅ローンを利用する人の年収は?

数千万円に上る住宅ローンを組むためには当然のことながら相応の年収が必要になってくるわけですが、では実際に戸建て住宅購入者の年収はどのようになっているのでしょうか?

前回のコラムでもご案内したように、リクルートが発表した「2020年首都圏 新築分譲一戸建て契約者動向調査」によれば、首都圏新築分譲一戸建て契約者の年収はこのようになっています。



2020年の結果は「741万円」ということですね。首都圏の新築戸建てを購入するだけあって世間平均より少し高そうですね。

過去5年の推移をチェックするとこうですね。

・2016年:735万円

・2017年:727万円

・2018年:763万円

・2019年:712万円

・2020年:741万円

この5年で実はあまり変化ないわけですね。首都圏の新築マンション価格は上昇し続け、もはや高根の花ですが、一方分譲戸建てはまだまだ庶民でも手が届くということなのかもしれませんね。

ちなみに属性別ではこうなっています。

・シングル世帯:526万円

・夫婦のみ:763万円

・子供あり:743万円

・シニアカップル:951万円

やはり新築マンションに比べると庶民的だと言えそうです。

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