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住宅ローンコラム

2024/8/26 [住宅ローンコラム]2024年9月の住宅ローン金利予測(その2)

今月の月初に来月=2024年9月の住宅ローン金利について

・9月の住宅ローン固定金利は全体的にやや上昇

・9月の住宅ローン変動金利は引き上げの動きが広がる

と予想しましたが、再度、来月の住宅ローン金利について考察したいと思います。

住宅ローン金利と関係の深い長期金利の推移はこのようになっています。



1ヶ月前の7月下旬の長期金利は1.06%程度だったところ、足元では0.88%程度となっており、「-0.18%程度低下」ということですね。

その点を考慮すると、来月の住宅ローン固定金利は長期金利と同様に、

・-0.18%程度低下

と言うことになりそうです。

次に固定金利住宅ローンの代表的な商品であるフラット35の金利のベースとなる、住宅金融支援機構の機構債の金利は先月は1.34%だったところ、今月は1.17%とこちらも「-0.17%低下」となっています。

とすると

・9月のフラット35の金利は-0.17%程度低下

と言うことですね。

他方、人気の住宅ローン変動金利は長期金利ではなく短期金利に連動しますが、短期金利はこのように推移しています。



1ヶ月前の7月下旬の短期金利=無担保コール翌日物は+0.08%程度だったところ、足元では+0.20%程度と追加利上げを受けて上昇していますね。9月の住宅ローン変動金利は引き上げの動きが広がりそうです。

来月の住宅ローン変動金利

・+0.1%程度上昇

としておきます。参考になれば幸いです。

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