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住宅ローンコラム

2024/4/19 [住宅ローンコラム]2024年5月の住宅ローン金利予測(その2)

今月の月初に来月=2024年4月の住宅ローン金利について

・5月の住宅ローン固定金利は全体的に据え置き

・5月の住宅ローン変動金利は変化なし

と予想しましたが、再度、来月の住宅ローン金利について考察したいと思います。

住宅ローン金利と関係の深い長期金利の推移はこのようになっています。



1ヶ月前の3月下旬の長期金利は0.74%程度だったところ、足元では0.83%程度となっており、「+0.09%程度上昇」ということですね。

その点を考慮すると、来月の住宅ローン固定金利は長期金利と同様に、

・+0.09%程度上昇

と言うことになりそうです。「追加利上げ」観測やアメリカの金利が上昇傾向にあることが影響していますね。

次に固定金利住宅ローンの代表的な商品であるフラット35の金利のベースとなる、住宅金融支援機構の機構債の金利は先月は1.14%だったところ、今月は1.21%とこちらは「+0.07%上昇」となっています。

とすると

・5月のフラット35の金利は+0.07%程度上昇

と言うことですね。

他方、人気の住宅ローン変動金利は長期金利ではなく短期金利に連動しますが、短期金利はこのように推移しています。



1ヶ月前の3月下旬の短期金利=無担保コール翌日物は+0.01%程度だったところ、足元では+0.08%程度とプラスを維持していますが、引き続きゼロ金利水準であることを勘案すれば今の住宅ローン変動金利におよぼす影響はなさそうです。

つまりは来月の住宅ローン変動金利

・ほぼ変化なし

と言えます。

参考になれば幸いです。

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